【トレーナー育成メニュー】Trainer training menu
最先端の技術を取り入れたトレーナー育成メニュー
「選手を引退したからコーチになる!」「怪我をしてスポーツが出来なくなったからトレーナーになる!」、自分のスポーツ経験を生かして専門分野へと進みますが、医学もトレーニング学も日進月歩変化しています。指導者には、常に新しい情報と、幅広い知識と、高い技術が要求されます。スーパーKアスリートラボでは最先端の指導者を目指し育成を行っています。
トレーニングメニューの考え方
限りある時間を効率よくトレーニングに使うためにトレーニングメニューを工夫する必要があります。そのいくつかを紹介します。
体調チェック
睡眠、疲労、血圧、心拍数、体重(バイタルサイン)を把握して、今日の調子を読み取ります。血圧……160/95越えていないか? 心拍数……100以下(安静時心拍数)になっているか?
ストレッチ
体調を確認、ケガの防止
運動前のストレッチは立位で行い、リラックスではなく、「これから動くぞ!」と身体に教えるように行います。また、身体の硬さ、左右バランス、関節の可動域の確認をします。
ウォームアップ
筋肉を温めて動きやすく、運動しやすくする
エルゴ自転車、トレッドミル、ステップ等を用いて、10~15分かけて身体を温めます。負荷……30~50w 目標心拍数……110~120拍/分(寒いときは時間を長くします)
ウエイトトレーニング
競技に必要な筋肉を鍛える
主要マシン4~6種目を使い実践します。トレーニングの順番は、身体の表・裏、多関節から単関節へ、大筋群から小筋群へ進めていきます。速い動きから→遅い動き 長い距離→短い距離 トレーニングの途中でもストレッチをすることと、水分補給を忘れずに行います。
補助トレーニング
マシンでは意識しにくい種目や、ポジションが取りにくいトレーニングは、ダンベルやバーベルなど用いて補助的に行います。シットアップ、レッグレイズなど腹筋のトレーニング等も、このときに行います。
ストレッチ
過疲労、筋肉痛が起こらないようにする
トレーニングで使った筋肉を、しっかり元に戻して、疲労回復と筋肉痛が出にくくなるように座位でじっくり長めに行います。補助ストレッチ(ペアストレッチ・PNF)等も行います。次の日の筋肉痛も確認します。
体調チェック
運動後の、血圧の減少。心拍数の安定。体重の安定を確認します。(1.5kg以上減は避けます)水分量の確認!(1時間に500mlのペースで飲むようにします)
トレーニング効果の測定方法と意義
トレーニングを実践して、どのくらい効果があったかを知るために、目的に応じた体力測定をする必要があります。 測定方法は大掛かりなものから簡単に測定できるものまで様々ありますが、トレーニングのパフォーマンスを最もあらわす測定をして、トレーニング効果を高めていきましょう。
体脂肪率
正確に測定する場合……水中体重法
推定による測定をする場合……皮下脂肪厚測定法・インピーダンス法など
パワーテスト
一定の強度をいかに短時間で速くできるかを測定する
正確に測定する場合…… ウエイトリフティング(スナッチ・クリーンアンドジャーク)
簡単に測定する場合…… 垂直とび・立ち幅跳び
筋力テスト
1回で挙上する最大の重さを測定する
正確に測定する場合…… パワーリフティング(ベンチプレス・スクワット・デットリフトの合計の重さ)
推定的に測定する場合…… 大筋群の発揮できる最大値(チェストプレス、レッグプレスなど、トレーニングマシンを用いて)
簡単に測定する場合…… 握力計・背筋力計での計測
持久力テスト
漸増負荷を行い限界の酸素摂取量を測定する…… 自転車(エルゴメーター)、トレッドミルなどを用い測定する
正確に測定する場合…… 心肺運動負荷テスト(VO2max、AT、OBLA)
推定的に測定する場合…… 心拍数からの推定負荷テスト
簡単に測定する場合…… 踏み台昇降、12分間走、一段階負荷からの推定
各種資格について
トレーニング指導に関する資格には国家資格はなく目的に応じて各団体が認定資格を発行しています。自分の目指す指導は医療なのか、リハビリなのか、オリンピックスポーツなのか、社会人の健康づくりなのか?必要に応じて資格を取得することをサポートします。