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2007.04.25

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第7回全日本実業団自転車競技トラック記録会に行ってきました! 小川鐘司

4月22日(日)静岡県日本サイクルスポーツセンターで開催された全日本実業団トラック記録会に参加してきました。
この記録会は、ワールドカップ、世界選手権、オリンピックなどと同じ周長の250mバンクで開催される貴重な大会です。日本の大会は333m、400m等で開催され、大きな違いはコーナーの最大斜度が45度もあり、気を抜くと落車しそうな恐ろしい競技場です。
トラックレースを始めて間もない私には、参加するのにちょっと勇気がいりました。しかし、友達の後押しもあり、思い切って参加しました。私の今年の目標は“1000mTTで1分15秒を切る。”ことですが、大会要項に、「1分15秒以内のタイムを有すること」とあり、ベストタイム1分20秒の私としては、学生時代、水泳大会の標準タイムを切れないのに参加して散々怒られたことを思い出し、大人だし、ここは自粛して、スプリントとケイリンにエントリーしました。

大会当日。朝からの大雨!危険回避のため急遽333mバンクへ移動し、30分遅れで競技開始となりました。
強烈な「晴れ男!」の異名をとる私としたことが、大失敗!しかし、少し気持ちが楽になりました。

1つ目の種目、スプリント予選。競技場を2周して最後の200mのタイムを計り、上位8名が準々決勝に進みます。
スタートして、すぐバンクの上まで上がりスピードを上げて、自分の思い描くラインを狙いながらバックラインめがけて下り坂を使ってダッシュ!あとはゴールラインを踏むまで頑張るのみです!!
ゴール後、思うように上半身が使えず、がっかりして戻ってきたところ、13秒115のタイムを聞いて、さらにがっかり。ちょっと沈んでローラーでダウンしました。次は失敗しないように気持を切り替えて、ケイリンの準備です。

2つ目の種目、ケイリン予選。6名で出走し、誘導バイクが最後の2周まで誘導して、退避してからレース開始!上位2名が準決勝に進出します。
私は、まだまだ上位を狙える実績がないので、欲はださない作戦です。
しかし、欲は出さなくても、できるだけいいレース運びができるように、回りの動きを見ながらスタートしました。
自分なりに、そこそこいい位置取りができたと思いますが、誘導が退避して、スプリント合戦が始まると、トップスピードが無く、最後はあれよあれよと車間があいて、2着以内に入ることは出来ませんでした。

ケイリン敗者復活戦。ケイリンは、嬉しいことに負けた選手にもう一度チャンスを与える敗者復活戦があります。敗者6名で出走し2着までに入ると、準決勝に進みます。
今度は、同じ失敗はしないぞ!と、積極策を考えました。誘導退避後、一呼吸置いて、ラスト1周で自分から仕掛けました。バックをトップで通過してこのまま行けば勝てる!!チカラを振り絞って走りましたが、ゴール前2選手に差されて3着!でした。

結果はスプリント予選落ち、ケイリンも予選、敗者復活ともに落ち、リザルトに名前の載るような結果ではありませんでした。今の実力通りなのかもしれません。

今回の記録会を振り返って・・・
実は、前日まで250mバンク合宿に参加し、夕食も900gのわらじステーキを食べて気合いを入れて狙っていました。
バンクの恐怖感はありませんでしたが、やはりもっとスピードをつけないとレースにならないと思いました。今後、トップスピードをつけるような練習を考えていきたいと思います。
また、バンクの大きさによって感覚が全然異なるので、大会に、どんどん参加し、感覚を養っていきたいと思います。天候は、333mバンクに移動してから「晴れ男」のチカラを発揮し、雨は止み、落車の無い大会でした。今後、もっとトレーニングして、台風がきても晴れる「最強の晴れ男!!」になりたいと思います。