スーパーKアスリートラボでは、リハビリテーションからフィットネス、アスリート、スポーツ各種のストレングスコンディショニングの立場からアプローチします

ホーム > 最新情報 > 今日から競輪学校行ってきます! 96回生合格 古川宗行

2008.05.26

カテゴリー:

今日から競輪学校行ってきます! 96回生合格 古川宗行

5月26日、今日から競輪学校に行ってきます。
これがアップされている頃には、入校して日々地獄のような毎日に耐えながら健気に頑張っている事でしょう。自分が自転車を始めたのは高校からで、なんで自転車?と聞かれたら単純に変わったことをやりたかったからなんですが、始まりは小中学校時代にママチャリでサイクリングを通り越した過酷な旅に出てた流れで…。
競輪選手になろうと思ったわけではなく(笑)
むしろ知らなかったし。

選手を目指したのはその頃の仲間とたまたま同じ学校に入ったときに
「俺、競輪選手になる!」
といきなり宣言をされ自転車部に入ったものだから負けじと
「じゃあ俺もなる!」
と心に決めて仲間と一緒に入部したときからの朧げな目標になりました。
ノリですね。きっかけなんてそんなもんですよ。

しかし始めるやいなや監督に
「20万用意して。自転車諸々にかかる費用だから。」
…いきなり…んなこと言われたら!?生半可な気持ちじゃやれる世界じゃねぇと思っちゃいまして朧げな目標がしっかりとした目標に確定したんです。

始めて2~3ヶ月そこいらでいきなり強くなったとかそういうレベルの人間ではなく、平凡な下積み人間でした。
負けてそのままヘラヘラしていられるほど人間腐ってなかったので熱心に練習をしてましたね。独自な練習でしたけど。

その頑張りが結果に結び付いて高3の時にインターハイで優勝することができまして♪
これはヤッターでしたよ/( ̄▽ ̄)
その勢いのまま現役で初めての91期競輪試験を受けました。

年に1回しかない試験なのに何の手応えもなく落ちてしまいました。
その後試験が年に2回制になったり、学科が無くなったりして、入学しやすくなったにもかかわらず、いつも二次試験には進むものの、最後のトビラは開いてくれませんでした。
今思えば、何もわからず、何も考えず、ただ闇雲に練習に取り組んでいた。落ちれば気持ちが折れ…そんな無駄な人生を過ごしていました。

SUPER-K ATHLETE LAB.に入り、名トレーナー&名マッサージ兼マネさんに手助けをしてもらい、自分には何が足りてないのか?何をすればいいのか?など具体的に考えさせられながら手伝ってもらいタイムは驚く程に縮まって安定していきました。それがうれしくて楽しくて気分はまさに

“負ける気がしねぇ”

そして去年(2007年8月)の95期競輪試験、満を持して試験を受けました。
しかし自己新タイムを更新したものの理由は分からずこの期も不合格…

さすがに今までよりは手応えがあったはずなのに、でも受からない。という事実に心の炎が消えそうになりました。てか消えました。

もぉいいや…
と、この世界から足を洗おうと思ってた。
まさにそんな時にSUPER-Kのスタッフに心の炎を再炎上させて立ち直らせてもらい奮起することが出来て、どーにか今回96期で合格を決めることが出来ました。

ふりかえると長かったなーと思いますがその間に様々な人との出会いや別れ、いろんな出来事や遊びも経験できたので、遠回りしながらもこれからの人生に生かせると思います。
諦めたら人生はそこで終わりだということを身を持って体験できたことに、自分はラッキーだったんだと思えるようになりました。

今は夢のスタートラインに立つためにコツコツ修業している途中、これから競輪界にデッケェ爪痕を残せるよう精進して行くので、どんな罵声も温かい応援と捉えるのでよろしくお願いしますm(_ _)m
あっ、やっぱ罵声はやめてくださいね。普通に傷つきます。