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2008.06.17

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全日本自転車競技選手権大会ポイントレース優勝しました! 石井寛子

6月14~15日に前橋グリーンドームで行われた全日本自転車競技選手権大会に参加してきました。この大会は、全日本アマチュア選手権、全日本プロ選手権の上位入賞者でないと参加できない、いわば日本自転車界のトップを決めるレースです。

私は今年、明治大学を卒業し、4年後のロンドンオリンピック出場を目標に、スーパーKアスリートラボに所属し、北見コーチのトレーニングを開始しました。

今大会の目標は「北京オリンピック代表選手に勝つ!」こと。
北京オリンピック代表は、スプリント佃咲江選手、ポイントレース和田見里美選手に決定しているので、二人に勝つことで自分の強さをアピールしたいと思っていました。

前橋グリーンドームは、ドームだけあって天候や風にレースが影響されないので、好タイムが出るバンクです。スプリントはハロン11秒台を出し予選1位通過、ポイントレースは優勝することを目標に日々練習。
そして秘密兵器オーストラリア製モノコックカーボンフレーム「ティシュナー」を借りて、万全の態勢でレースに望みました。このフレームは空気抵抗を最小限に留め、私の走りを助けてくれます。

大会1日目、スプリント予選の結果はハロン12秒029で2位。自己記録を0.3秒縮めることができましたが、パワー不足で11秒台は出せませんでした。
1/4決勝、1/2決勝と対戦は苦しみながらも勝ち進み、何とか翌日の決勝へ駒を進めることができました。
スプリント対戦が苦手な私は、試合中色々な方からアドバイスをしていただき、勝ちあがることができたと思います。アドバイスがなかったら負けてたなぁ…。

宿舎に帰って、スプリント決勝に進めた喜びと、いつもより距離が長い72周24kmポイントレースのプレッシャーで、色々考え緊張して夜は眠れませんでした。

大会2日目、最初のレースはポイントレース決勝です。
5月に行われた全日本アマチュア選手権ポイントレースでは優勝を逃したのでリベンジと、絶対勝つ!という想い。そして何度もトレーニングしたレース中のポイント争い。これらが自信につながり、もう私の頭の中には優勝することしかありませんでした。
レーススタート!
全国大会入賞者とオリンピック代表選手、合わせて10名が一斉に動き出した。
初回のポイントは、レースの流れを見たかったので取りに行かずチカラを貯めていました。
次のポイント、自分のチカラを試して1位を取りに行きました。
しっかり取れた、思ったより調子がいい!
その次も1位通過!
ポイント周回12回中、5回1位通過!このまま着実にポイントを重ねていけば優勝は確実!と思いながら走りました。
毎周回2コーナーに差しかかるとコーチ・スタッフの声が聞こえる。ゴールの5周手前から優勝を確信し、喜びを噛み締めながら気持ち良くゴール!
終わってみれば2位の和田見選手とは4点差でした。念願の優勝が叶いました。

そして喜びもつかの間、死闘を尽くしたポイントレース後のスプリント決勝では、健闘虚しく負けてしまい2位でした。次回までにポイントレースを走ったあとでも勝てるようなスタミナをつけたいと思います。

今回の大会は、スーパーKの選手・スタッフのみなさん、連盟の方など皆に支えられサポートしていただいた結果、掴み取った優勝でした。
やっぱり表彰台は1番高いところが最高に気持ち良い! この気持ちを忘れずに、これからの大会も優勝を目指します!

帰ってきてからは真っ先に先頭交代の練習です。そんなに基礎が足りないのかぁ~!と、ちょっとヘコみますが、オリンピックまでに覚えることはまだまだ山のようにあります。
ゆっくりですが確実に成長していますので、これから続く試合も頑張ります!
応援よろしくお願い致します!!