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2013.04.27

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指導者のためのメンタルコンディショニングセミナーに行ってきました! 阿部ことみ

Lietoメンタルコンディショニングの石津貴代先生による、指導者のためのメンタルコンディショニングセミナーに参加してきました。

今回のテーマは「体罰・スパルタなし これからの時代に求められる選手のメンタル強化指導」です。教育現場からアスリートまで体罰やスパルタ問題が取り沙汰されている中、これからの指導者はどのように競技者と向き合い、信頼関係を築いていけばよいのでしょうか?今回のセミナーでのお話をいくつか紹介したいと思います。

 

まず、指導者としての自分は、どのような現状に置かれているか把握し整理するために、指導している選手についての課題と自身や他の指導者についての課題を書き出す時間をいただきました。

頭でわかっているつもりの事でも、いざ書き出すとなるとなかなか難しく感じました。石津先生は書き出すことにより課題を把握し、目標を明確にする効果があるので、クライアントにもたくさん書き出してもらうといいます。確かに、ぼんやりとしていた考えがどんどん明確になっていきます。

 

目標を明確にしたあとは「自己承認力をつけさせる」のだそうです。要するに、競技者に自信をつけさせるということ。競技者に競技者自身の成長をほめたり努力を認める力をつけさせるために、指導者は結果がうまくいかなくても努力した過程や成長をいかに観察し、ほめるかが重要だそうです。

 

そして、今回のセミナーで一番印象に残ったお話は「サンドウィッチの法則」。

競技者にアドバイスしたり改善点を指摘したりするときは、最初によかったところをほめてからアドバイスや改善点を指摘し、最後にほめて終わるという≪ほめる→アドバイス→ほめる≫と、ほめるでサンドして競技者に伝えるという方法です。

確かに、すぐに改善点を伝えようとすると、競技者は頭ごなしに「怒られている」という印象になってしまいそうです。

 

そのほか、選手の気持ちを高揚させる方法や、失敗をしないための言葉掛けなど、具体的な対策を教えていただきました。指導者として、選手とコミュニケーションをとることはとても難しいですね!メンタルコンディショニングは基礎知識を知るだけでも奥が深そうです。

これからもセミナーに参加し、競技者とのコミュニケーションを上手く図れるトレーナーを目指していきたいと思います。

 

次回開催のときには、ご案内をいたしますので、皆さんでメンタル心のある指導者になりましょう!

 

 

 

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